マンションに住みながら売却するには?内覧のコツは?
居住中でもマンションは売却はできる
マンションを売却する際には、空き室状態で売り出す場合と住みながら売し出す場合があります。
資金に余裕があれば別ですが、居住中に売り出すケースはとても多いでしょう。
マンション売却時に住宅ローン残債があり、売却金を残っているローンの返済に充てるケースが多い、ということですね。
不動産売買契約が結ばれた後、引渡し日(多くの場合決済日)までに
引越しを完全に済ませるかたちになります。
所有権移転登記が済んで、初めて所有権が売主に移りますので、それまでは、当然、売主が所有者、ということになります。
住みながらマンション売却は内覧対策が必要!
マンションを売却するには、「内覧」で気に入ってもらわなければなりません。
空室状態であれば、マンションは広々、すっきりして見えますし、内覧者も気兼ねなくゆっくりと観察することができるでしょう。
しかし、売主が住んでいる状態であれば、結構大変です。
日常生活を送っている部屋を観てもらうわけですから、プライベートな部分を見せる、ということになります。
散らかっては片付ける、という繰り返しが日常生活なわけですが、内覧が入るときには掃除が大変ですね。
マンションを買う決断をしてもらおうと思えば、日常生活の掃除に加え、より行き届いた清掃が必要です。
内覧時に気をつけたいこと
売主の印象
出迎えから見送りまで、売主は笑顔でさわやかに、良い対応をこころがけましょう。
服装も清潔感のある格好で、あまりに個性的な奇抜な服装は控えたほうがよいかもしれません。
「少し変わった人」と思われると、ちょっと損するかもしれません。
内覧者は居住者がいると気を遣い、細かく見て回ることができない、というデメリットがあります。
そのデメリットを補うには、
快く内覧を受け入れる姿勢を前面に見せることが大切です。
「どうぞご自由にじっくり見て下さいね」という親しみやすい雰囲気、ウェルカムな雰囲気はとても大切になるでしょう。
緊張した雰囲気、見張られているような雰囲気であれば、ろくに内覧もできずにさらっと見るだけで帰ってしまうことになります。
掃除
マンション購入者は条件の合う物件を見て回ります。
内覧で気に入ってもらえなければ、選択肢から外れてしまうことになります。
ですので、掃除に関してはできる限りのことをしましょう。
条件にぴったりはまっているのに、掃除の手を抜いていたばかりに良い印象を与えることができない、というのは残念です。
特に、水廻りは汚れが目立ちやすいですので、あまりにひどい状態であれば、ハウスクリーニングを利用する、というのも手です。
照明をすべてつけて明るくする
内覧時には、日中であっても室内はすべて明かりをつけましょう。
「明るさ」というのは印象面でもとても大切です。
スッキリ整理する
マンションを売却し、引っ越す際に、すべての荷物を持って出るわけではないと思います。
もし、いずれは処分するものがあれば、内覧のときには、処分した状態で迎えるほうが部屋がすっきりしてよいかもしれません。
空室と比べると、どうしても部屋が狭く、所帯じみた印象になってしまいます。
出来る限り荷物を整理整頓し、広々と見せることがポイントです。
居住中のマンションを内覧できることは、内覧者にとっては、家具を配置した場合の生活がイメージしやすい、というメリットもあります。
内覧者に良い印象をあたえること、これにつきます。
マンション売却、不動産査定については、こちらも参考にしてください。
マンション売却について
不動産査定について